AWS

技術ブログをLightSailで作ってみた

こんにちは、DDM推進部のわたなべです。

DDM推進部ではトライステージの社内外サービスの開発を行っています。

サービスの開発過程において得られた知見や成果、失敗などについても社内外に共有し、よりトライステージについて理解していただく、かつチームの技術的な連携の強化を促すために技術ブログを作ってみることにしました。

LightSail、よさそう

Josh Spradling / The Planetary Society, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

できればAWSサービスで完結、かつ低コストで運用していきたいと思います。チームから「LightSailなんかよくない?」と提案をうけました。

LightSailの名前は調べてみると民間のソーラーセーリング実証機のことだそうです。こういう命名センスはなにかぐっときます。ぐっ
LightSailのPDな画像もあったので勢いでアイキャッチ画像まで作りました。

コストは月間でインスタンスが約3ドル
ロードバランサーが約18ドル(いずれも2020年2月時点)
程度のようです。いずれも現在利用しているEC2インスタンス、ALBの価格と変わらないですね。管理画面も簡潔で、ぜひ採用していきたいです。

LightSailインスタンスを起動

では実際にインスタンスの作成を行ってみます。

インスタンスイメージの選択

プラットフォーム選択、wordpressのイメージを選択するだけ。簡単すぎる…

プランを選択

立ち上げ直後に膨大なトラフィックが発生することは無いので、一旦最安プランで進行します。1vCPU, 512MBということはt2.nanoインスタンス相当ということでしょうか。

DNSゾーン設定

ホーム > ネットワーキング > DNSゾーン の設定をたどって登録済みの独自ドメインと紐づけします。

ロードバランサーを設定

証明書を作成する

検証用のCNAMEレコードを作成します。
検証が完了すると証明書を利用できるようになるので
ロードバランサーにアタッチします。

作成済みのDNSゾーンにAレコードを追加

作成したロードバランサーを解決先として登録できます。

WordPress設定

外部からSSL接続できるようになりました。
wordpress設定は全体的に割愛しますが、wordpress画面の右下にbitnamiロゴが常に表示されるのでこちらだけ何とかします。
https://docs.bitnami.com/aws/how-to/bitnami-remove-banner/

いろいろなサイトにこのロゴの削除方法がのっていますが、リンク先にはbitnami設定に有効な情報が掲載されています。ただし公開時にはページ自体削除します。

タグマネージャ挿入

Google タグマネージャーの設定自体は割愛します。タグマネージャタグの挿入自体はwordpressテーマから編集ができますのでそちらからタグ出力させます。

Google Analytics、Search Consoleなどの設定

こちらも設定は割愛します。ブログのGAアカウント作成した際、google analytics v4が設定されてしまったので焦りました。この機会にv4の導入設定方法を社内向けに確立しておきます。


同時にbigqueryリンクを設定しました。ユニバーサルアナリティクスではbigquery exportの機能導入の敷居がそれなりに高かったのですが、v4では数クリックで設定が終わります。担当者レベルで完結させられるのでとてもありがたいです。

WordPressからEメール送信できるようにする

公式ドキュメントに倣い設定を行います。
https://lightsail.aws.amazon.com/ls/docs/ja_jp/articles/amazon-lightsail-enabling-email-on-wordpress#enabling-email-on-wordpress-review-the-restrictions
ユーザーの作成、更新時にメールが送信されるのでSESでメール送信ができるように設定しておきます。

記事を書く

公開に向けてブログ作成への思いや、作成ルール、トンマナ、成果の定義等をチームと改めて共有します。これから記事を追加していきますので、よろしくお願いしますね!

ABOUT ME
Watanabe
Watanabe
BI構築, webアクセス解析などを担当することが多いです。 AWS, GCP, Tableau, Google Analytics, Yahoo Ads 登山、スノボが好き。